日々思うこと

パリ在住の研究者です。日々ふと考えたことを書き連ねて参ります。

パリあるある(日本の視点で見た場合)

・基本,役所など諸々の手続,スーパーなどお店のレジ,道を歩く人々,すべてがトロい。後ろに並んでいるのに腹を立てると負け。

・高級店に行かない限り,店員やレストランの給仕係の愛想のなさが中国並み。

・いわゆる「フランス料理」を日常的に食べているわけでは決してなく,外食ではハンバーガーや,肉を焼いただけのものにビールやワインという組み合わせが多い。ただし,ハンバーガーでも焼き加減を聞かれるところはさすがフランス。

・というか,カフェやブラッスリーを除く料理店としては,アジア料理,アフリカ料理,中東系(クスクスなど)のような非西洋レストランの方が街中に多いような気がする。

・ワインではなくビールを飲んでいる場面を目にすることが意外に多い。

・住んでいても,オフィスがあったり特に用事がなければ,シャンゼリゼ通りなんで行かない。大半が観光客なのではないか?

・メトロの中などで読書している人をそこそこ見かける・・・割には書店がとても少ない。Amazonにも拒否反応を示す人が一定数いるというし,皆どこで本を買っているのか・・。

・とにかく日本と比べると街が汚い。そこら中にゴミが散らばっているというほどでもないが,イメージ的に。知人曰く「Clean--Dirtyという軸と,Beautiful--Uglyという軸は別物」とのことだが,まさにそう。パリはBeautifulだけどCleanではない。たぶんその逆もあって,日本の新興都市(具体名で悪いけどつくばとか)はCleanだけどBeautifulではない,気がする。

・・・ということで,日本人(特に女性?)が憧れを持っているいわゆる「花の都パリ」というイメージは,2~3週間も暮らすとほぼ粉々になる。ただし美術館やオペラ,オケなど芸術面,あとはたぶん学術面でも,極めて豊富で恵まれた都市であることには変わりはないが。

まあ,しょせんは日本で育った人間の視点なので,よその欧州諸国と比べるとどう映るのかはわからないけれど・・。オリエンタリズムならぬ,オキシデンタリズムか。