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日々思うこと

パリ在住の研究者です。日々ふと考えたことを書き連ねて参ります。

語学能力

海外にいる日本人同士,特に若い人たちの中では,語学(当該国の母語)の出来不出来だけで互いの能力を評価する傾向が強い気がする。

高校,大学までのように,試験などの成績で自分の能力を「定量化」して他人と比較することが,大学院・社会人になるとできなくなる。とはいえ,多少話したくらいでその人の持つ知識・能力の優劣を判断できるわけでもない。日本国内だと学歴や勤務先などが自尊心あるいはコンプレックスの元になるのだろうが,海外だと能力の評価指標として語学が物を言うことが多いように感じる。すなわち,語学のうまい・下手だけでその人の能力全体を判断する(というより,要は自分より語学ができない人を下に見る)傾向が,少なくとも海外にて留学・ワーホリ中の日本人には強い。ともかく,「彼はあまりXXX語ができないから・・」云々と他人を評価するような言葉を聞くたびに,違和感を感じる今日この頃。

補足:上述の傾向は,その国にずっと住んでいる人たちには当てはまらず,あくまで数年くらいの滞在年数の人たちの間で特に顕著。